約 1,562,427 件
https://w.atwiki.jp/nullpoco/pages/113.html
489 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/28 01 28 ID rZ6ckyOQ 316の続き1/14 __________________________ / \ | 追い詰められたヒナちゃんはついにドクオにつかまってしまう。 | | そしてまさに次の瞬間には殺されてしまうかというその時、 | | ドクオの携帯へ一通の電話が!電話の相手はドクオが. | | ボスと呼ぶ男、私ひろゆきであった。 | | 私からの新たな指令は「ヒナちゃんを生け捕りにすること」. | | はたしてヒナちゃんはどうなってしまうのか!!! | | そして私ひろゆきは、何故ヒナちゃんの能力を欲しているのか!. | \__ _______________________/ ∨ / ゴ ゴ / 。 ゴ ゴ / l⌒l |_∧ ∧ __ ゴ / | | .| |´∀`) // / ゴ / | |(つ ひつ // /ゴ / なんでボスが前回のあらすじを…? | | 乂_つ〔三〕三三〕 ゴ / i | |⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒l`l / ~-v('A`[] | | .| | / ヘヘノV |_「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`l_」/ 'A` 'A` 'A` ========((((((,,*θ*) " ゛ " `` " ``490 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/28 01 28 ID rZ6ckyOQ 2/14 ________ / \ / | どうしたですか? | / \__ _____/ / ∨ / 。 / l⌒l |_∧∧ __ / lll | | .| |´∀`) // / / lll | |(つ ひつ // / / lll | | 乂_つ〔三〕三三〕 / lll | |⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒l`l / Σ( 'A`) lll | | .| | / ヘヘノヽ lll サクッ |_「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`l_」/ 'A` 'A` 'A` =====ヽ † ヽ==((((((,,*θ*) / " ゛ ∧ ``" `` / / ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ / | ロープが切られた!? | \_________/ 491 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/28 01 30 ID rZ6ckyOQ 3/14 ___________ / \ | ……間に合ったか。 | \_______ ___/ ∨ ∧_∧ ( ) † ←ナイフ ( つ | | | _(__(____)_ //___T__T___ || .|OWSON| ||=| 凸 | ||=| | |. | || .| = _| ||  ̄ ̄ ̄ || || || || ||( ') ||492 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/28 01 30 ID rZ6ckyOQ 4/14どうしました?. |何があったですか? |____ ____/ ∨ / 。 / l⌒l |_∧∧ _/ | | .| |´∀`) /,/ ll|l |l | |(つ ひつ ./ ∧_∧l|l ザッ | | 乂_つ〔/ i ( 'A`) ( ) |ll ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ []ノ( ) r-、 )ll l|l ハ (_)_つ l|ll ((((((,,*θ*) _____∧__ / \ | ハァ…マンドクセ… | | あなた何者ですか? | \_________/493 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/28 01 31 ID rZ6ckyOQ 5/14 ___________ / \ | ……矢を渡してもらおうか | \_____ ______/ ∨ ∧_∧ ( ) i ( 'A`) ( ) ピッ. []ノ( ) | | | ハ (___(_) ((((((,,*θ*) ____∧_______ / \ | 矢のことを知っている… | | ははぁ…あなたですね | | 最初に矢を持ち出したのは | | ちょうどいいですね~.. | | あなたも一緒にボスの所へ | | つれていきましょうね~… | \____________/494 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/28 01 32 ID rZ6ckyOQ 6/14 ゴ ゴ ゴ ゴ … ゴ ∧_∧ ( ) ( 'A`) ( ) ( ) | | | ハ (___(_)495 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/28 01 32 ID rZ6ckyOQ 7/14 ∧_∧ ( ) Σ( 'A`) ( ∪ ( ) ジリッ | | | ハ "(___(_)496 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/28 01 32 ID rZ6ckyOQ 8/14================================================= ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡================== 'A` 'A` ∧_∧============ ≡≡≡≡≡≡ 'A` ≡≡≡≡≡( )≡≡≡≡≡ ==============ヽ( 'A`)^ 'A` == ( 、ヽ ========== - - - - - - - - ( ) - - - - - - (_ ━╋_,) - - - バァーー !! ヽ 'A` (_) `J 从从从从从从从从从从 < > < スローカントリィィィ !!! > < > WWWWWWWWWW497 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/28 01 33 ID rZ6ckyOQ 9/14 ∧∧∧∧ <遅いっ!> ∨∨∨∨ サッ _∧≡= - ( ≡ =- 'A` ミ ( ヽ( 'A`)ノ 'A` 'A` ( ≡( l━╋ 'A` 'A` ミ ゝ≡=ハ - ドスッ !!! 'A` 'A` ビュゴウゥゥ !!!498 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/28 01 33 ID rZ6ckyOQ 10/14 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ / ヽ ¦ ぐっ…これは…ナイフ…? ¦ ∧_∧ ヽ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ ノ ( ) V ( (;'A`) .. シュウゥゥゥゥ…… | ノ( l━╋ ∴` (__(_ ハ 'A ... ' ... ___∧_______________ / \ | そう。どこでも売っているような普通のナイフだ。 | | 君は弱すぎる…私がスタンドを使うまでもない… | \____________________/ 501 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/28 01 44 ID rZ6ckyOQ 11/14 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ ∧_∧ / ヽ ( ) ¦ マ…マンドクセ… ¦ ( ) ヽ _ _ _ _ _ _ _ _ _ ノ | .| | ミ ∨ (__(_) c( (っ'A`)っ バタッ502 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/28 01 46 ID rZ6ckyOQ 12/14 _____________ / \ | 少し時間がかかったが. | | どうにか矢はとりもどせた… | \ ____________/ ∨ ∧_∧ ( ) ( ) Y 人 ≡ <──≪ (_)_)≡503 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/28 01 47 ID rZ6ckyOQ 13/14 ∧_∧ ( う…う~ん… ) ( ;;;;;;;;;;;;;) ∨ ( 、ヽ | <‐',_,)‐≪ (_(_) ((((((,,*θ*) __∧_____________ / | ん?…ヒナちゃんか… | 今はまだスタンドを扱いきれてないが…504 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/28 01 48 ID rZ6ckyOQ 14/14 ___________ / \ | 可能性に満ちている… | | この先の成長しだいか…. | \ ___________/ ∨ ∧_∧ ( ;;;;;;;;;;;;;) ( 、ヽ Y<‐',_,)‐≪ (_) `J;; ))))))))))) ((((((,,*θ*) ┌─────────┐ │ 本体 - ドクオ │ │ スタンド - スローカントリー | │ 再起不能 │ └─────────┘ /└────────┬┐ . To Be Continued... | | \┌────────┴┘
https://w.atwiki.jp/d2peca/pages/44.html
公式サイトに掲載されているセットアイテムページはこちら 本家|共通|Viking|Heroine|Witch|Hero|Huntress|Summoner Apprentice Tools Weaker Elements Pangu's Tokens Planar Parts The Elements Qormusta's Creation Purified Elements Pieces of the Gods Apprentice Tools Cantrip Orb - Eagle Orb Soft Slippers - Heavy Slippers Weaker Elements Flaming Twig - Spiked Shield Ice Cube - Elemental Ring Shock Strap - Light Belt Pangu s Tokens Pangu s Eggshell - Full Helm Pangu s Axis - Gnarled Staff Pangu s Compass - Amulet Pangu s Step - Cured Hide Slippers Planar Parts Sigil Step - Spider Silk Slippers Rainbow Fingers - Demonhide Gloves Tanaric Cord - Mesh Belt The Elements Flame - Ring Snowflake - Elements Ring Electric - Amulet Qormusta s Creation Qormusta s Solar Flare - Vortex Orb Qormusta s Sunburst - Elemental Ring Qormusta s Searing Soles - Magi Souls Purified Elements Elemental Binding - Elemental Ring Phoenix nest - Monarch Thunderhead - Shako Comet Core Buckle - Mithril Coil Pieces of the Gods Shou Lao s Right - Archon Staff Band of Susano-Wo - Ring Ebisu s Enchanted Eelskin - Scarabshell Slippers Antaboga s Ancient Flesh - Archon Plate
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/28609.html
登録日:2014/05/21 (水) 02 01 17 更新日:2024/03/23 Sat 00 33 10 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 (自称)地球の守護神 SS-N カルト ジャンパーソン スーパーサイエンス・ネットワーク メタルヒーロー 特捜ロボジャンパーソン 特撮 科学 綾小路麗子 超科学 重甲ビーファイター 高畑淳子 ドクター椎名「麗子様!ジャンパーソンを生け捕りに!?」 そうだ。 我がスーパーサイエンス・ネットワークがこの世を制するには、確かに邪魔な存在。 しかし…あのパワーの秘密を 生きたまま徹底的に切り刻んで探りたい。 この手で……! スーパーサイエンス・ネットワークとは特捜ロボ ジャンパーソンに登場する敵組織。 【概要】 科学者の綾小路麗子が率いる過激派科学研究団体。略称はSS-N。 初登場は第4話ラストだが、本格的に活動したのは第6話からであり、三つの組織の中では最も出番が遅かった。 ジャンパーソンの生け捕りと科学による世界制覇を目的とし、配下の研究員の発明品や改造人間、人工生物(バイオモンスター)を使ってジャンパーソンに戦いを挑む。 狂気的な側面が強いが、絶対的な悪とは言えない面もある。 ちなみにアジトの類には麗子の写真が飾ってある。 【主なメンバー】 ◇綾小路麗子 忠誠心があっても無能な者は嫌いなの、私。暗い地の底で勉強し直す事ね。 演:高畑淳子 SS-Nの代表で博士号を持つ科学者。 登場初期は普通の科学者然とした恰好だったが、すぐに白塗りの顔に木のような髪型、真っ赤な衣装を身に纏った姿に変身するなど、悪の首領にふさわしい風貌となる。 現場を指揮することは少なく、アジトから指令を下している。 多くの部下は麗子を崇拝しており、どんな理不尽な命令にも従う。忠誠の証として、体に爆弾を埋めた者までいた。 部下が失敗した際は色々な教訓を言ってくれる。 ある理由から人間を憎むようになり、世界征服を企むに至る。 かつては銀河魔女だったり、諜報参謀だった人。 また後の世ではビルゴルディの開発者が数学を教え、G3ユニットの開発者等東映特撮出演者が複数人学ぶ中学校で保健教諭をしていた。 中盤から出番が少なくなったのは演者が出産したため(*1)。最終決戦時に復帰した(*2)。 ちなみにこの時生まれた息子は成人後NHK連続テレビ小説「まれ」でアラン/仮面ライダーネクロムや城島ユウキと共演したが、翌年事件をやらかし高畑氏が謝罪する羽目になった。 ◇冷凍男(アイスマン)/工藤助三(演:小野寺丈) 第6話「さまよう冷凍男」に登場。コードNo6。 元々は冷凍倉庫に長期に渡って閉じ込められた事で体質が変化しただけの一般人だったが、ドクター椎名と遭遇したせいでその体質を利用されてしまい…。 演者は仮面ライダーシリーズの原作者石ノ森章太郎(一部作品には自身もゲスト出演)の息子であり、本作前には『仮面ライダーBLACK RX』にも参加。後に彼の息子もライダーにゲスト出演した事で親子三代で東映特撮出演を果たしている。 ◇ドクター椎名(演:石川武) 第6話に登場したSS-Nのトップバッター。 詳細はエピソード項目を参照。 ◇ドクター西園寺(演:遠藤憲一) 8話に登場。コードNo8。 付着させた人間の形状を記憶させ、それを浴びせることで相手をその人間と同じ姿に変える「形状記憶細胞」を開発した、本人曰くSS-NNo.1のバイオ科学者。オカマ口調でルー大柴のように英語交じりのセリフを喋る。 形状記憶細胞でジャンパーソンを強盗犯・マシンガンジョー(演:六角虎五郎佐藤信一)に変身させアクションモードになれなくしてしまう。 最後は装置の事故でマシンガンジョーの形状を記憶した細胞を浴びてしまい、体が変化。ショベルドーザーで攻撃するもニーキックミサイルで破壊され、逮捕されてしまった。 妖怪軍団のボスの息子ではない。 ◇大黒(演:大堀浩一)、えびす(演:藤岡太郎) 10話に登場。福の神に扮したSS-Nの科学者兄弟で、兄の大黒が超音波を発生させる打ち出の小槌型の催眠装置で強盗の際に人々に覚めない夢を見させる。 これには電磁石の機能もあり金属を引き寄せることも可能。その他に足止めのために米俵爆弾を使用した。移動手段として白の日産エスカルゴ「福の神号」に乗る。 弟のえびすは釣り竿や大小の鯛型爆弾などで兄の支援を行う。 ◇大崎(演:高橋利道) 13話に登場。富嶽山系で発見された超古代文明の秘密を狙って、緑色の顔で迷彩服を着用した四名の部下と共に活動する。 銃弾を浴びても平気なほどの常人をはるかに超える身体能力を持ち、サバイバルナイフと手榴弾を武器に使う。 サングラスで隠しているが、非常に長い睫毛で時折オネエっぽい言動を見せる。 最後は鉄鋼兵のビームにより部下共々消滅させられた。 ◇鉄鋼兵 13話に登場。超古代文明が悪を根絶するために作り出した善悪の判断回路を持つ無敵の警備兵団。 あらゆる所に配備され世の中の悪は激減したが、その結果追い詰められた悪人たちが電子頭脳を混乱させる方法を編み出し暴走、激しい戦いの果てに超古代文明は崩壊した。 しかし、大崎の襲撃時に黄金の指輪の力で神官メイリンに変身した調査団の一人・平野ユカリ(演:夏目純子)が遺跡にあった棺の紋章に触れたことにより最後の一体が復活。制御装置が壊れたことにより暴走を始め、ジャンバルカンにより破壊された。 一つ目のジャンパーソンのような風貌で額からビームを発射し、ジャンパーソンと互角の格闘能力を持つ。 ◇怪盗パンサーレディ/石黒小夜子(演:村上聡美) 19話に登場。物質電送理論の権威で豹型の体を電子化する電送スーツを着用し、電送装置に必要なブルーダイヤを盗む「電送魔女」。 ジャンパーソンの体内に侵入し、内部からの破壊を狙った。 電気鞭や電送スーツについた尻尾、両手の付け爪が武器。 受信機を外されると現実世界に戻される欠点がある。 ◇ドクター甲賀/青木マサオ(演:大谷朗) 20話に登場。元東都大学生物学教授で、国際的に禁止されていた遺伝子実験を行い学会から追放されその後SS-Nに加入する。 忍者の研究に熱中しており、二刀流で戦い刃を交差させ閃光を放ち爆発を起こすことも可能。その他に煙玉を使い鉢金から光線を発射する。 最強の忍者軍団を作るべく、忍者装束の助手を率いて猿飛佐助の血を引く人間を狙う。 ◇麗麗虫 23話に登場。コードNo23。麗子が作り出したイモムシ型のバイオモンスター。 AIチップが好物でロボットの体内に入り込み食べてしまう性質を持つ。また乗り物に憑りつき暴走させてしまう(*3)。 テレパシーで個体同士が連帯し、口からは爆発性のガスを吐くが、高熱に弱い。 ◇人間モドキ(演:シグ土門廣) 24話に登場。コードNo24。ドクター三山(演:早坂直家)が作り出した外見も精密検査上も人間と違いがないバイオモンスター。 体は人工タンパク質でできており、どんな攻撃を受けても再生する「倒せぬ敵」。 ジャンパーソンの発言から自分の存在に疑問を感じるようになり、任務を放棄して街を彷徨っていた所飛び降り自殺しようとしていた女性(演:白石なつみ)を助けるが、第二・第三のモドキを作ろうとする三山に拉致されてしまう。 最後はジャンパーソンたちの助けによって死んだようにみせかけ、自身を求めた女性と共に何処かへ旅立った。 ネオ生命体のプロトタイプになった改造人間にも似ている。 ◇軽部博士(演:岡野耕作) 28話に登場。オカルト科学の権威で、一年前に実験に失敗し事故死した阿久津博士(演:伊藤高)の空間ワープ装置の秘密を狙う。 二人の助手を引き連れウラメシエネルギーを使って正当本格派幽霊として復活させるが、逃げられ幽霊バキューム装置などを使って捕えようとする。 ◇ダベ星人 33話に登場。ダベ星から空飛ぶ円盤に乗ってやって来た超能力を持つ宇宙人のコマンド部隊で、地球を植民地化しようとたくらむ。ジャンパーソンのセンサーでもサーチ不能。 というのは嘘でその正体は超能力者の洞田博士(演:高品剛)が率いる超能力者たち。 超能力を千倍にパワーアップする超能力増幅スーツを着用し、テレパシーで洗脳されている。 そのうちの一人、倉田真一(演:高橋克明)はかつてかおると共に警視庁科学装備開発班で働いていたことがあり、超能力の分析にやって来たかおるにプロポーズし…。 どこかの諜報参謀などが部下とする戦闘員に似ている。 ◇赤龍(演:岡本美登) 41話に登場したSS-N戦闘部隊の隊長で、バイオモンスター。 同じくバイオモンスターである三名の部下を指揮する。光線銃と剣が武器。また口から触手状の光線を吐く能力がある。 ビルゴルディの策略で魔神島におびき出されネオギルドのキルと戦わされる。 ◇コマンダー黒木(演:甲斐道夫) 43,44話に登場したSS-Nコマンダー部隊の隊長。 麗子の側近的存在で部下である四名のバイオ兵士と共に、脱走したSS-N関係者を処罰していた。 槍と光線銃が武器。 以下、ネタバレ注意 ◇倉橋歳三(演:中村雄一) 麗子の父、綾小路博士の元同僚で麗子の義父。麗子の行動に反発していたが、見逃されていた。 超獣神と化した麗子に説得を試みたが、溶解液を浴びて肥料にされた。 ◇超獣神(声:高畑淳子) 43話で麗子がSS-Nの研究データの全てを活かし、自身の体を改造して誕生した最強のバイオモンスター。自称・地球の守護神。 眼から光線、口から人間を肥料にする溶解液ガスや火炎を噴射する。大型のワープ装置を用いて一人で世界中の人間を肥料にする最終作戦を計画していた。 麗子は両親が移住した宇宙ステーションで育ち、地球は美しい星であると聞かされて育った。 両親は全ての環境の劣悪に敏感な絶滅危惧種の植物・ヒメハルソウの研究を行っていたが、ステーションの事故に伴い死去。 ヒメハルソウの種子と共に強制脱出する形で麗子は地球へ送られ、倉橋に引き取られた。 やがて彼女は科学者となり、すでに絶滅したヒメハルソウの研究を続けていたが、ヒメハルソウが地上に根付くことはなかった。 それどころか両親が信じた人間の叡智は環境汚染という形で裏切られ、麗子はある決心をした。 「環境を汚染する諸悪の根源=人間を潰すしかない」 麗子は人間を害虫と定義づけ、SS-Nを設立。 ワープ装置で世界中の人間に無差別攻撃を仕掛け、溶解液で肥料と化した人間を養分に、地球を緑で覆いつくすことを決意した。 ワープ装置が完成し、自分について来てくれた研究員・ドクター広瀬(演 平田広明)らに労いの言葉をかける麗子。 そして彼らは「どうか最後のお慈悲を!」と、自分から肥料にされた。 その後、コマンダー部隊と共にジャンパーソン達に挑むが、深手を負った超獣神は元の姿へ戻り、地球への思いを募らせながら息絶えた……。 その手にはヒメハルソウの種が握られており、ジャンパーソンが形見として引き継いだ。 そして人類抹殺計画も阻止され、SS-Nは壊滅したのであった。 三大敵組織としては最初に壊滅している。 重甲ビーファイターの特別編では直接登場しないものの、ジャグールに取り込まれた悪の一部として彼女の顔面が出現している。 この編集案はお預けします。全ての準備が完了したとき、追記・修正しに参ります。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 超獣神は後にビーファイター最終回でジャグールの手で復活するも、ブラックビートやほかの怪人のようにすでに究極の悪となったジャグールの体の一部にされていた。 -- 名無しさん (2014-05-21 08 30 02) ↑動機が動機だし、暴れされるのは(スタッフ的に)忍びなかったのだろうか? まあ、やるならどうしてもビルゴルディをカムバックさせたかったというものかもしれんがw -- 名無しさん (2014-05-21 19 40 06) 三組織で最後に登場して最初に退場。超獣神の試作コードナンバーがえれく飛んでいるのは映像外の活躍を想像してほしいということか。 -- 名無しさん (2016-08-16 12 31 36) Gガンの東方不敗やクライシス皇帝の言葉といい、やたらこの時代の敵は環境問題を語るのが多い気がするんだけど、何か理由でもあるんでしょうか? -- 名無しさん (2016-08-17 20 15 13) ↑80年代よりは改善されてきたとはいえ、まだ環境改善のなかばの時期だったから。今でこそ公害は減少してるけど、当時はちょっと前まで今の中国みたいなひどいありさまだったんだよ -- 名無しさん (2016-08-30 14 14 59) ジャンパーソンとの最終決戦はいまだに印象に残っている。幼心に、綾小路麗子も決して悪い人ではないと思えたし、一体どちらが正義で悪なのか、と人生で初めて疑問を持った。あの今際の際で特に。 -- 名無しさん (2017-11-12 20 48 04) まさかこの時リアルで生まれた子供の『真の父親』が、23年後明かされることになるとは… -- 名無しさん (2018-02-09 14 30 45) ↑×2 小説版ウルトラマンギンガSのマウンテンピーナッツも過激派の環境保護団体だけど、あちらは悪辣ぶりが強調されててガチで悪としか思えなかった -- 名無しさん (2018-02-10 18 20 59) 「お慈悲を」と言いながら死を望む部下と、「ありがとう」と労いながら望み通りに殺す麗子様のやりとりが大人すぎて、子供心に凄い衝撃を受けた こういう価値観もあるんだと -- 名無しさん (2018-05-12 18 50 06) 女王様!! -- 名無しさん (2019-11-24 13 34 09) ドクター椎名、ガロア艦長 -- 名無しさん (2020-01-18 21 01 11) サンジ「麗子様!」 -- 名無しさん (2020-03-22 16 42 51) 高畑さんの最期の迫真の演技強烈だったゾ -- 名無しさん (2020-04-01 14 57 19) 麗子様の息子の話いる?特に最後の一言 -- 名無しさん (2022-05-11 16 52 12) ふと思ったけどやたら構成員が豪華というか特撮作品出演する人、した人が多い気がする -- 名無しさん (2022-07-07 22 34 27) 高畑さんの出産時期が撮影とずれていたら、後半一体どんな作戦をしてくれたんだろう?と想像してしまう。 -- 名無しさん (2022-07-08 08 25 18) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/zunk/pages/28.html
ア行 戦の術者(いくさのじゅつしゃ) 蛇の血の門派の一つ。メンバーの呼称は戦士(或いは守護者)。 派閥色は赤、紋章は扇状に広がった三本の剣で、それぞれが力・勇気・義務を表す。 魔物や表立った敵対勢力との戦いで最前線に立って戦う事を任とする。 門派専用の装備として赤い漆塗りの鞘を携行している。 この鞘は武器の強化や、魔法のワンド、スタッフに魔力を再装填することができる。 カ行 鏡の術者(かがみのじゅつしゃ) 蛇の血の門派の一つ。メンバーの呼称は調停者。 派閥色は青、紋章は握手をしている二つの手で、人と人との交流を表す。 表向きの任は砦の協力各国の政治にアドバイザーとして介入し、各国の政治・商業を円滑に進めつつ砦の資金を集めることだが、真の目的は各国で蛇の血が欲する情報を集めること。 集めた情報は砦へと連繋し、蛇の血の行動指針として利用している。 貴族階級や商人の出の者は大抵が鏡の術者となる。 覚醒(かくせい) 神の欠片が新たな力を得ること。 使用者が苦境に陥った際に発生することが多いという噂。 神の欠片(かみのかけら) 強力な魔法の力が篭ったアイテムの中で、使用者を選ぶという特徴があるもの。 形状は多種多様で、形を持たないものもある。 アーティファクトの一種として考えられており、アイテムが選んだ者に強い力を授ける。 銀の猟犬(ぎんのりょうけん) 各国の冒険者同士のゆるい結束を保つ為に、有志によって作られた組織。 大きな町には大抵一つ以上の事務所が見受けられる。 主に冒険者の為の情報提供、仕事の斡旋を行っている。 鎖の術者(くさりのじゅつしゃ) 蛇の血の門派の一つ。メンバーの呼称は審問官。 派閥色は白、紋章は星に巻きつく鎖で、呪いを鎖で束縛するという意味がある。 魔法犯罪の抑止・防止を任とする。 構成員に魔法犯罪の被害者が多く、罪人に手心が加えられることは非常に少ない。 相手も人間である事が多く、上記の理由から外部からの恨みも買いやすい。 門派専用の装備として鎖のついた鉄製のロッドを所持している。 このロッドは武器としてだけでなく、魔法的な能力を操る者を生け捕りにする為の強力な力を持つ。 サ行 聖杯の騎士(せいはいのきし) 魔物退治と聖なる探索の為に、各地を放浪する勇者達。 灰と火の大陸に本拠を構える。 メンバー数は極めて少ない為、存在自体が伝説のようなもの。 誰にも守られず、魔物と戦う術を持たない人々にとっては正に希望とも言える存在だが、その名を騙るペテン師も多い。 ファイアブランド(炎の刻印)と呼ばれる武器を使うほか、今では希少な信仰呪文を使うことが出来るらしい。 タ行 魂宿り(たましいやどり) 主に他者の霊魂(アストラル的存在)を取り込んだ状態の生物(物に対しても使用することも。)、 あるいはその能力自体(器側としての)及び能力を持つものを指す。 器となった者は宿った霊魂から大なり小なりの霊魂が持つ能力を得ることが出来る。 強力な霊魂になると器を操ることもあり、危険な能力でもある。 魂宿りの能力を持つ者はどんな種類の霊魂でも取り込めるわけではなく、可能な範囲には傾向があることが多い。 大多数のケースでは以下のように取り込める種類が分類可能。呼び分け方を右側に記す。 死者の魂を宿す:魂宿り エレメンタルの魂を宿す:精霊宿り 来訪者を宿す;悪魔憑き 悪魔憑きは大抵の場合、器側の能力を魂が凌駕し肉体を乗っ取られることになる。 翼の術者(つばさのじゅつしゃ) 蛇の血の門派の一つ。メンバーの呼称は探求者。 派閥色は緑色、紋章は向かい合った二枚の翼。 未知の場所へ赴き、情報や失われた物品を収拾することを任とする。 行方不明者が多く、それなりに危険を伴う門派といえる。 灯の術者(ともしびのじゅつしゃ) 蛇の血の門派の一つ。メンバーの呼称は司書。 派閥色は緑色、紋章は研究を意味する火の灯った蝋燭。 集められた資料の編集・調査・研究を任とする、砦内での知恵袋的存在。 失われた技術の研究も日々行っており、呪文や魔法のアイテムの開発・再発見についての彼らの功績は大きい。 ハ行 秤の術者(はかりのじゅつしゃ) 蛇の血の門派の一つ。メンバーの呼称は裁き人。 派閥色は灰色、紋章は均衡の取れた天秤で、秩序と正義を表す。 あらゆる物事の審判をその任とし、蛇の血内部での取り決めから 共同体での様々な決定、契約において彼らの名は最も信用された証人であり、裁判官である。 裏の顔として砦内部での諜報活動の管理も行っており、外部から送られてくるスパイを泳がせることで制御を行う。 火ノ国(ひのくに) 荒廃の少ない恵まれた大地で、東の楽園とも呼ばれる。 気温が非常に高い国で、独特の文化を持つ。 併合(へいごう) 二つ以上の神の欠片が、一つに合わさること。 無理にくっつけようとしても一つになるわけではなく、何らかの条件があると思われる 一つになると、双方の力を合わせたよりも強力な力を持つ。 蛇の血(へびのち) 象牙の砦を本拠地とする魔術師の組織。 各国にエージェントとして魔術師を送っている。 魔物退治のエキスパートであり、権力者のアドバイザー、 世界で最も影響力のある集団と目される。 星読み(ほしよみ) 星占術の一種。またはそれを行う者を指す。 幻視を見る事ができ、それは占われる者の未来の姿であると言われる。 大きな事件や、特別な宿命が無い者の未来は大抵見ることができない。 旅人や支配者には重用されることが多いが、素質の無い者は訓練しても習得できない。 マ行 森を捨てた者(もりをすてたもの) 荒野に住まう暗殺者、エルフの事 巨大な蟲を操る凄腕の暗殺者で、エルフの名前を聞いただけで大人でも震え上がる。 蛇の血の術者は不倶戴天の敵で、会話するよりも先に剣を向ける。 失われた神への忠誠を保っているという噂。 ワ行 輪の術者(わのじゅつしゃ) 蛇の血の門派の一つ。メンバーの呼称は番人。 派閥色は黒、紋章は二つに交差した首輪と歯車で、永遠と統制を意味する。 神々の欠片の処分、輪廻の管理をその任とする。 秘密の多い門派で、他の者が知らない知識を多数所有していると言われる。 門派専用の装備として直径3インチ程の金属製の輪2つを鎖で繋いだ道具を所持している。 この輪を通して、輪の術者は通常では見ることの出来ないものを見ることが出来る。
https://w.atwiki.jp/trashpanda-araisan/pages/1077.html
7 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/07/03(火) 19 31 27.76 ID FXzvQF+hO … 野良アライちゃん3「ぴいぃーーー!ひとしゃん!たしゅけてぇええーーーっ!」シッポブンブン 植木鉢の前に大量に仕掛けられたアライホイホイ… 粘着テープの罠。 そのうち1つだけに、野良アライちゃんが一匹くっついている。 花好きおばさん「あああああああ!!クソ!!!あたしのチューリップがぁ!」 花好きおばさんは、荒らされ、ほじくり返されたチューリップの植木鉢の前で激昂している。 チューリップは球根をほじくり返され、食われていた。 …以前も、ダリアの球根を野良アライちゃんに食われたことがあった。 その対策として、アライホイホイを仕掛けたのだが… 野良アライちゃん3「うゆうぅ~~!ひとしゃん!とってくれたらあらいしゃんのせなかなでなでしていいぞぉ!ほっぺなめなめちてやゆぞぉ!」ヒグッグスッ 罠にかかったのは、大泣きして涙と鼻水を垂らしている野良アライちゃん3…一匹のみ。 おそらく、他にも何匹か来たのであろう。 だが、罠にかかった野良アライちゃん3の様子を見て、アライホイホイを罠だと学習し、植木鉢を荒らして帰っていったようだ。 花好きおばさん「ハァー…ハァー…くそ…」ピポパ 花好きおばさんは、最近このあたりにできた『野良アライ回収センター』へ電話をかけた。 9 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/07/03(火) 19 39 50.77 ID FXzvQF+hO 間もなく、軽トラに乗った回収業者が来た。 荷台には大きな箱が積まれており、中からはアライちゃんと思われるくそやかましい声が絶えず響き、助けを求める叫び声、泣き声がいくつも重なっている。 アライ回収業者「どうも…野良アライちゃん一匹ですね。50円で引き取ります」ガシィ 野良アライちゃん3「ひとしゃん!とってぇ!とってぇ!うゆぅ、うみゅみゅぅぅ~~~っ!」ジタバタシッポブンブン 野良アライちゃん3は、アライホイホイにくっついたまま、懸命に身をよじっているが… アライ回収業者「ほいっと」ポイッ 野良アライちゃん3「ぴいぃい!」ヒュー 野良アライちゃん3は、箱の上から投入された。 大きな箱『だぢでえええええ!せまいのやなのりゃああああっ!おうぢがえゆうぅう!おながしゅいだあああ!』ガタガタ 花好きおばさん「ども」スッ 花好きおばさんは、50円玉をひとつ受け取った。 アライ回収業者「ご利用ありがとうございました」 軽トラ「」ブゥーン… アライ回収業。 最近、この近くの大学で始まった産学官連携のベンチャー企業だ。 アライちゃんは害獣でありながら、その肉体は有用な資源として注目を浴びている。 ペットフードに加工すれば、ペットの様々な健康促進作用がもたらされ、 ドライフリーズして畑に撒けば、大変いい肥料になるのである。 11 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/07/03(火) 19 45 49.16 ID FXzvQF+hO 花好きおばさん「あーーーもう!どうしたらあのアライどもを殲滅できるんだい!」 古道具屋おばさん「花さん、大変ですねぇ…」 花好きおばさん「全くだよ…。でも、花を植えるのはやめたくない…」 古道具屋おばさん「…そうだ、うちの息子が今帰ってきてるから、ちょっと相談してみようかねえ」 花好きおばさん「ん…。何だっけ、くず鉄業者の?」 古道具屋おばさん「そう、廃品回収やってる息子がね、アライちゃん捕る罠作るの上手なんだよ~。ちょっと何かいいのないか、聞いてみるとするよ」 花好きおばさん「どうも~、お願いしますね~」 古道具屋おばさんは、自宅へ帰っていった。 12 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/07/03(火) 19 55 37.51 ID FXzvQF+hO … ~古道具屋の家、長男の部屋~ 廃品男「…」ジジジ… 広い部屋の中で、一人の青年がくず鉄いじりをしていた。 何やら、壊れた電化製品のパーツをいじっているようだ。 冷蔵庫のラジエーターを箱に仕掛け、木造の巣箱のようなものに繋ぎ合わせようとしている。 古道具屋おばさん「ユーちゃん、ちょっといいかい?」ガラッ 廃品男「どうした?母さん」 古道具屋おばさん「お隣の家のお花が、アライちゃんに荒らされて大変なんだよ~。なんかいい罠ないかな?」 廃品男「…どんなのがいい?安上がりだけど手入れがやや面倒なやつと、高いけど生け捕りにできるやつ」 古道具屋おばさん「安い方がいいねぇ」 廃品男「…分かった。なんとかしてみよう」ピポパ 廃棄男「もしもし…課長、オレです。バケツとか、安いスクラップをいくつか持っていっていいですか?」 廃棄男「…ありがとうございます。では、持ってったものは休み明けにリスト提出します」ピッ 廃品男は家を出ると、軽トラに乗り、職場へ向かった。 13 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/07/03(火) 20 06 13.30 ID FXzvQF+hO やがて、廃品男はいくつかのスクラップを持ってきた。 穴は空いてないが、持ち手が外れた金属バケツ。 ラムネの瓶。 錆びかかった金属製の細長い棒。 錆びた金属製の網など…。 廃棄男「よし、作るか」サッ 廃棄男は、ラムネの瓶の底へ穴を空け、細長い金属棒を貫通させた。 そして金属棒の両端を、バケツの持ち手があった部分に空いている穴へ通した。 さらに、匂いの強いサラミに接着剤をつけ、ラムネ瓶の外側の真ん中あたりへ貼りつけた。 最後に、金属棒の両端へ登れるように、網を梯子として垂直に取り付けた。 廃品男「よし…できた。母さん、お隣さんのとこへ行こう」スッ 古道具屋おばさん「おお、じゃあ行こうかね」スタスタ 廃品男は、出来上がった物体と、墨汁ボトル、サラダ油を持ち、車に乗った。 14 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/07/03(火) 20 11 53.79 ID FXzvQF+hO ~花好きおばさんの家の前~ 廃品男「このバケツへ水を溜めて、墨汁を混ぜて黒い色をつけ…最後にサラダ油を垂らします。これで完成です」 廃品男が持ってきたのは、明らかにみっともないガラクタだ。 市販のアライホイホイよりもずっと見映えが悪い。 花好きおばさん「…こ、これでアライちゃんが捕れるのかい?ありがとう…お代は?」 廃品男「お代は、きちんと害獣を駆除した後に頂きます」 花好きおばさん「そ、そうかい…どうも…」 花好きおばさんは、サラミがくっついたラムネの瓶が金属棒を軸としてクルクル回る、このぶきっちょなガラクタバケツを、球根を植えた植木鉢の前に仕掛けた。 …なぜこんなハイペースで球根を植えてしまうのか。 きっと、1日でも早く開花するのを見たいからだろう。 花好きおばさんの復讐・後編 パート5へ戻る
https://w.atwiki.jp/tana_tana112/pages/294.html
20100925 ああああ 夏休みが終わってしまうううぅぅぅぅ!!! 以下、やったこと。 友人と呑み。 鳥元は初めて行ったが、三種盛りときゅうりのタタキは中々だった。 愛車のメンテついでにイクミ号(相方のチャリ)のグリップ購入。 価格の割にいい自転車だと思う。 川崎のマルイで指輪を発注。 ちょーど"マルコとマルオの七日間"だったので、浮いたお金でお誕生日優待券が来ていたとんちゃん亭(OFF会で2~3回行った店)へ。この店はやっぱ肉がうんめぇwww ブックオフへ 何冊か本を処分し、秋物のミリタリージャケット購入。レディスは安いしデザインがいいしで羨ましいなぁ。 入籍前の最後の連休だったわけだが、まぁ俺ららしい過ごし方だったかなと。 『けいおん』平沢家を建てようとする人が出てきたようです マジキチwww 最初から最後まで退屈せず面白い映画 最高に後味悪い映画教えろよ 最近映画観てないなぁ…。 アニメのお話。 屍鬼、ハイスクールオブザデッド、オカルト学院が小粒ながら大変面白い。 屍鬼は変なキャラデザだなーと思ってたらそうか、藤崎竜(ジャンプの封神演義)だったか。 ハイスクールオブザデッドは中途半端なとこで終わるようだが、単行本を買おうかなという気分。 オカルト学院は"あかり"の話がいらなかった気がするが、それ以外はオリジナル脚本だけあって先が全く読めなくてすげぇ面白かった。 ゲームのお話。 WiiのVCを見てたら胸が熱くなってきた。 とりあえずメガドラのソフトは買わねばならん。 TVのお話。 カンブリア宮殿のユーカリが丘特集が滅茶苦茶面白かった。顧客満足度と会社の利益の追求の局地かも。togetterの伸び具合といい、たいしたもんだわ。 社会人ならカンブリア宮殿とワールドビジネスサテライトはマジ観といた方がいいと思われ。 20100922 夏休みin2010 今さらですが、相方と合わせて夏休み中。 最初の土日は千葉へ自転車旅行。 メンツはお馴染みになった、俺・メグ・会社の先輩・会社を最近辞めた先輩・先輩の友達二名…にプラスお初の先輩の友達・起業するために辞めた先輩の総勢8名。 目指すは千葉の東端である犬吠埼…のはずであった。 アクシデント①…なんもないコンビニの駐車場で落車して左胸を打撲。 アクシデント②…サイクリングロードに入った途端チェーンが外れる。 アクシデント③…千葉の田舎へ行けば行くほどダートになり、それを避けていたらいつの間にか茨城にいた罠。 アクシデント④…宿を予約したと思ったら、なぜか登別(北海道)の宿をとっていた罠。 アクシデント⑤…翌日、やっとこさ銚子に着いたら大船まで帰るのに4時間かかることに気づいた罠。ここで起業人とリタイヤ。 アクシデント⑥…起業人と銚子で風呂に行って電車待ちしてたら、犬吠埼に行って戻ってきた先輩と同じ電車、同じ車両で乗り合わせる罠。奇遇ですねwww アクシデント⑦…輪行して北鎌倉まで行ったらまたチェーンが外れ(ry 結局二日間でトータル120kmほど?もう翌日は筋肉痛と打撲で体がボロボロでしたよ!! 相方と川崎へ行って結婚指輪の下見。 色々見てみたけれど、ビビっときたのはマルイの中のお店でした。 銀座にも行こうと思っていたんだけれど、その店のがすごく良かったんでまぁ決まりですね。 【香川】早明浦ダムあす(17日)1次取水制限検討【茹でるな】 お約束の。 北海道の枝幸町役場が、IT情報技術専門職を募集。しかし、条件が厳しすぎ 相方の職場だといけるらしい。しかし、こんだけ取れるならもっと稼げる気も確かにする。 FFT最終章へ。 ちなみに、育成にかまけてて禄に進んでません(ぁ ガキのころほどこだわりはないので、結構好き勝手にやってますが…。 ラムザ…主人公補正で強い強い。暗黒騎士(PSP追加ジョブ)になったらレベルを上げすぎているせいもあるが、大抵の敵は一撃で仕留められるようになった罠。 ムスタディオ…お気に入りキャラ。二刀狙撃が強いのだが、バルフレアにはどーしても専用ジョブで負ける。まぁそこは愛でカバーだな。 アグリアス…お気に入りキャラ。聖剣技が強いのだが、シドにはやっぱ負けるよね。踊り子になれるようにはしてるし、やはり愛でカバー。 ルッソ(PSP追加キャラでFFTAの主人公)…ラムザと同じ専用スキルが使用できるため、ランダムバトル専用w バルフレア(PSP追加キャラでFF12のキャラ)…シドに並ぶチートキャラ。レベル差がありすぎて育成中だが…確かに専用ジョブがつえぇ。 ベーオウルフ…魔法剣スリプルとチキンが強すぎる。無力化要員としては最強レベル。 レーゼ…まだ人間に戻ってないんでなんとも。 ラファ・マラーク…は?だれソレ。 扉の外3巻読了。 あーあーあーあー…2巻まではサイコーに面白かったのになぁ…。3巻はなんとゆーか…主人公もダメだし、ゲーム進行もダメだし、終わり方も…。これで完結かよもー…。 まぁ、一話完結なんで、2巻までなら読む価値ありますよ。えぇ。 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん まんま西尾っすねwwwwwww 筆力とか構成とか、かなり良いレベルだったと思う…が、ミステリとしてはかなーーーーーり微妙。というか、ミステリとして売りだしてないためか?いきなりのサプライズが不意打ち的に効くんだろうな、と。 ちなみにシリーズモノだって今知りました。 20100909 久々にWEBなお話 企画のねーちゃんに連れられて、WEB屋さんの勉強会へ。 いかにもオタっぽいのからちょいとオシャレなのまで見た目は見た目は様々だが、中身はまるきりギークって感じな人らばかりで…ちょいとアテられてしまった。 いやー、でも懇親会ではさっぱり言ってる事分からんかったなーwww なんでXP(あじゃいるってやつですよ)であんなに熱く語れるんだよ! そんなわけで久々に、流行りものに手を出してみることにした。 まずははてブ。いわゆるソーシャルブックマーク。 タグでブクマを管理出来ること、WEBにさえ繋がっていればいつでも参照できること、どれだけその話題が注目されているかが把握できること…これらのお陰で情報管理と情報収集がとても柔軟に行えるなぁと感心。 でもってはてブは外部サービスやツールとの連携が上手い。 はてブのアカウント上から設定を行えば、Twitterからはてブにブクマ追加を、はてブからTwitterに投稿が可能になるため、気軽に他者へ話題を振ったり、気になる記事を「あとで読む」が出来る。 また、GoogleChromeにはてブ拡張を入れると、ブラウザ上からはてブを利用できる(ツィートも可能)のは勿論、今読んでいる記事がどれだけはてブ上でブックマークされた(注目された)かが一発で分かるのが大変面白い。 次にTogetter。 Twitter上で注目されている話題がすぐ分かるのと、2ch系ブログのように話題をまとめて閲覧できるサービス。 Twitterは速報性が高いため中々便利ではある…んだけれど、重い。 最後にあとで新聞。 これもソーシャルブックマークの一種かな?その名の通り、一時的なブックマークに特化したサービス。結構雑多な記事が集まる分、中々面白そうなものが見つかる。 早明浦ダム 13日にも1次取水制限 うどん用水20%オフ 茹でろ。 【スマフォスレ】ガラケー機能入れるのに手間取ってるだけで スマホももう行き詰ってる とか【誰バト状態】 売れるから作るのさ。 会社から借りたBBBを持ち歩いてみているが、こりゃー一般受けはしねぇなぁwww ブラウジングと地図はガラケーより断然マシだし、確かにメールは使いやすい。無駄を切り捨てた感じは確かにシンプルでクール。 しかし、日本で流行っていなすぎて野良アプリが皆無と言っても良いのは辛い…というか、ろくな2chブラウザがないってことがもう信じられん!!! あーGALAXY S欲しいなー。予約しちゃおっかなぁー。 メーカが…とかiPhoneのまるパクりじゃん!とか思ってたんだが、この動画を観たら考えが変わった。 これは現行のandroidの中では確かに最高かも。
https://w.atwiki.jp/houseofhero/pages/2831.html
第八章-第三幕- 執念 第八章-第二幕- 第九章-第一幕- 長い戦いの末、スプレッダーの成体を叩き潰し、死亡せしめた 勇者軍主力部隊は、ジルベルトとシエルの義姉、 亜人族ワーキャット族長、ラティシア=ラヴィニットを迎え、 スプレッダー成体の死骸を除去する作業を滞りなく行うため、 強敵、ウィルスユーザーズの大部隊に対し、 迎撃態勢を取るに至ったのであった。 「まぁったく、厄介だこと」 既に大きく消耗している勇者軍主力部隊ではあったが、 こんな事もあろうかと用意していた魔力回復用の道具『聖水』を シエルは、多量に全員に振りかけて魔力を回復しているのだった。 これがあれば、もう少し耐え抜く事が出来そうであった。 ウィルスユーザーズの研究施設から没収したわずかな財貨で 何とか購入した物資なので、無駄には出来ない。 ラティシアの方はラティシアの方で、よほど渾身の力での シャウトだったのだろう。喉を痛めていて連発は出来そうにない。 かなり不利な状況での迎撃だが、やるしかないのだった。 そしてしばらくしていると、遠くから地響きが起こった。 今度は人為的なものによるものである。 物凄い人数の兵士を連れて、まず真っ先に現れたのは、 ウィルスユーザーズの首魁、ハートレオだった。 相変わらず、ネイルキャット同様の 覆面をかぶっており、顔が見えない。 更にその後方には、ネイルキャット、ブレインフォックスが現れた。 「勇者軍主力部隊の諸君、ご苦労であったな」 と、来るなりハートレオが言ってのける。 「別にあなた達のために倒したわけじゃありません!」 ユイナ姫が一喝するが、ハートレオは意にも介さない。 「スプレッダーの存在は危険だ、と我輩個人としては思っていてな。 奴の殺傷に関しては礼を言わねばならぬところだ」 「生け捕りの方が作業が楽なのに……」 ブレインフォックスがぼやく。恐らく 生物兵器化の作業のことなのであろう。 「こんな危険生物生かしておけるか! よく利用しようだなどと思うものだ!」 テディがブレインフォックスを威嚇する。 「私も生け捕りには反対かな。でも引き渡してもらうわよ。 ウィルスユーザーズ全体の利益のために、抗体を採取しないと、ね」 茶目っ気たっぷりにネイルキャットが含み笑いをする。 「あんたは一体何がしたいのよ!?」 ジルベルトの意見を代弁する形で、 シエルと、ソニアが異口同音に叫ぶ。 「どちらにしろ抗体なら俺達が採取したよ。 これで儲けようなんてつもりもない。そしてこいつは除去する。 だから、ウィルスユーザーズにはお引取りを願おうか」 ライナスが剣を手に取った。戦闘態勢だ。 「そうはいかんな。勇者軍主力部隊よ。 我々ウィルスユーザーズはそれぞれの形でスプレッダーと そのウィルスとやらがもたらす利益を享受するための団体だ。 すなわち、そいつの捕獲は我々の総意である」 ハートレオは、愛馬エルトリオンへと騎乗し、槍を掲げた。 「どかぬなら、力づくで奪うのみだ。総員、進撃」 ハートレオの指示で、大部隊が動き出した。いつもなら射撃一辺倒の ウィルスユーザーズが、今回に限って各兵種を繰り出してきた。 パラディン、ウィザード、セイジ、ペガサスナイト、ドラゴンナイト、 アーマーナイト、ファイター、ダンサー、シーフなど、 ありとあらゆる混成部隊が統制を取って、襲撃してきた。 「ひゃあッ!?」 情けない事にメイベルは勢いに驚き、 スプレッダーの死骸の影に隠れてしまう。 「ちょっと、隠れてる場合じゃないでしょ!?」 レイリアが慌てて叱咤しに行く。 「それじゃあ、出番ですかね。少し時間下さい」 よっこらしょ、とばかりにシルヴィアが呪文の詠唱を始めた。 「詠唱に時間がかかるなら来る前にやっといてよ!」 レイリアはそっちも叱りつけた。 しかし、思いの他、詠唱はすぐ終わった。 「マスター・ブースター!!」 ぐん、と勇者軍主力部隊の力が増した。力だけではない。 敏捷性も、頑強さも、精神力もである。それも全員だ。 最高位のサポート魔法であろう。凄まじい効果だった。 「よし、奴等が撤退するまで守り抜くぞ、いいな!?」 「お前が仕切るな! 分かってる!!」 ジークが目的を明確に伝えると、コンラッドが怒鳴り返した。 「フレイムランチャー!!」 リゼルの火属性広範囲型高威力魔法が戦いの幕を切った。 大勢が薙ぎ倒されていくが、それでもまだまだ数はいた。 魔法を使うのはリゼルだけではない。 敵のウィザードやセイジなども魔法を乱射してくるため、 勇者軍主力部隊は受けるのがやっとだった。 肉弾戦を挑む相手はあしらう事ができるが、この魔法戦力の少なさは いかんせん、如何ともし難いものがあった。 「スプレッダーみたいに殺していいんなら、楽なものを!」 コンラッドがぼやきながら、また一人を殴り倒した。 この不利極まりない状況にありながらも、勇者軍軍規を遵守し、 勇者軍主力部隊は殺害を徹底的に避けているのだった。 この半端な手加減が、状況を更に不利にしているのだが―― しかし、この戦局を徹底的に切り開いたのは ソニアとラティシアだった。 敏捷性トップクラスのこの二名は、敵の中央に潜り込み次第、 ここぞとばかりに大暴れを始めるのだった。 魔力戦において、大きく不利でありながら、地力の強さによって、 勇者軍は誰一人として殺さずに、しかも相手を圧倒しつつあった。 「前衛部隊、呪文詠唱の時間を稼ぎなさい!」 ブレインフォックスの的確な指示が飛ぶ。 「私も行くわ」 ネイルキャットが自ら動き出した。ラティシアはともかく、 ソニアの方だけでも押さえ込むためだろう。 もちろん、ジーク、コンラッドやライナス、テディなど 近接攻撃を得意とする面々も暴れているが、 ネイルキャットにとっては因縁もあるのだから 仕方が無いのかもしれない。 「ソニア=メーベルヴァーゲン! 勝負よ!」 「ネイルキャット! 望むところよ!!」 二人が付き、離れ、ほとんど一対一の激闘となった。 ラティシアも数を薙ぎ倒してはいるが、予想以上に数が多い。 「ブレインフォックス、そろそろだな」 「はい、ハートレオ殿」 ブレインフォックスは前に出て、指示を出した。 「セイジ部隊、ウィザード部隊、最大の攻撃魔法を、 一番人数の多いところに叩き込みなさい!!」 敵の魔法部隊は、攻撃魔法をそれぞれに一斉発射した。 まともに食らえば、ひとたまりも無い。 メイベルはこの機を待っていたのだ。ここで動かなければ、 壁役としての、マスターアーマー本来の役割など果たせないのだから。 「ハイパーガード!」 鉄壁の防御姿勢をもって、味方の盾となり、 一身に攻撃魔法を受ける。 凄まじい耐久力だが、スカーレット・アーマーが 次第に傷だらけになる。 「あううう!!」 恐怖に恐慌しかけていたメイベルを、ジルベルトが後ろから支えた。 (大丈夫、守ってあげるから……) ジルベルトはストレンジャーソードを大地に突き立てた。 (封神封魔流・防の秘剣『精霊防護壁』!) 圧倒的なエネルギー量の防御フィールドが、あらゆる魔法を軽減し、 ほとんどメイベルのところまで攻撃が届かなくなるほどだった。 「ジルベルト兄様ッ!」 にこり、とジルベルトは微笑んだ。 「やるな」 ハートレオも、ニヤリと笑う。 「だが詰めの甘さが命取りだ。波状攻撃が 自分達のお家芸とでも思ったか?」 ハートレオが見つめる先は自軍でも、 ネイルキャットでも、ましてやその先にいる スプレッダーの死骸でも、それを守る勇者軍でもなかった。 「おらぁぁぁぁぁッ! 増援参上だ! ありがたく思いやがれ!」 「執刀を開始する」 アイズオウル、ハンドドッグ両名率いる増援部隊が、 スプレッダーの死骸から見て右翼、左翼双方から出現した。 更にまずい事に、ブレインフォックス自らも動き出した。 「私も出ます。指揮を委ねますよ!」 「まずい!?」 レイリア、エイリアが慌ててハンドドッグ部隊を押さえに右翼に動いた。 「させるものか!」 ライナスも続けて、アイズオウル部隊を押さえに左翼へと移動した。 「俺に任せろ! 三度目の正直だ!」 テディが更に、ブレインフォックス部隊の中に突入する。 その各員を、リゼル、シルヴィア、シエルの三名が フォローする形になった。 ネイルキャットとの戦闘を、まだソニアも継続していた。 ユイナ姫が真っ只中での撹乱に参加する事で、 何とか戦闘を維持しているというほど、追い詰められていた。 既に倒した人数は千名以上にもなる。これ以上数が増えるのなら、 対処が難しいかもしれない。戦況は激戦ながらも膠着状態に近く、 一進一退を繰り返しつつあった。正直、勇者軍相手に 国家レベル以外でここまで戦える組織が あるなどとは予想外であった。 ジルベルトは思わぬ苦戦に歯噛みしながらも、 懸命に迎撃に出ていた。 結果的に、スプレッダー成体の死骸に近い者は、 シルヴィア達の魔法部隊を除き、いなくなってしまった。 そこでハートレオの指示が飛ぶ。 「今だ、レッグホース!!」 「お待ちしておりましたぞ……レッグホース、推参!」 スプレッダー成体の死骸の後方から、更に増援部隊が現れた。 「そんな!?」 リゼルが予想外という声をあげる。 対処のしようが無いかもしれない。 「私が出ますよ」 あっさりと言ってのけると、シルヴィアが後方へ移った。 「ウォーターランチャー!」 攻撃魔法が、次々とレッグホース隊の兵士を薙ぎ倒す。 「これ以上、手出しなどさせるか!」 レッグホースが剣を手に取り、シルヴィアへと切りかかる。 しかし、シルヴィアは素早く回避し、杖で殴りかかる。 「ふん、ヒーラーが一人でよくやる、名乗らせてやろう!!」 「シルヴィア=スターリィフィールドです」 平然とシルヴィアが返答するが、レッグホースに額に青筋が走った。 「スターリィフィールドだと……ならば、許さん! 思えば私がこんな所で戦わねばならんのも、貴様等 スターリィフィールド家のもたらした技術のせいだ!」 ムキになって斬りかかるレッグホースだが、そのことごとくを シルヴィアは意外にも巧みに避け、受け、時には流してみせた。 「逆恨みですか? みっともないですよ」 「ほざけ! 貴様がどれだけ私の攻撃をかわしてみせようが、 我々の目的はスプレッダー成体の奪取だ! 輸送部隊、搬出開始!」 スプレッダー成体をレッグホースの輸送部隊が運び始めた。 残念ながら全員が防衛に徹せざるを得ない以上、 抗すべくも無く、あっさりと十分後には、運び出されてしまった。 「くっ……!」 リゼルが全てを見ながらも、見逃さざるを得ない程に ウィルスユーザーズの主力部隊の人数は凄まじいものがあった。 絵に描いたような人海戦術である。 レーダーの範囲外に出られた以上、 即時の追跡も不可能となってしまった。 「よし、総員撤退だ! 落伍者は遺憾だが置いて行く!」 ハートレオの冷徹な命令に、総員が従い、速やかに撤退した。 それでも勇者軍主力部隊の暴れぶりは半端ではなく、 レッグホースの補給部隊以外は十分の一も残ってはいなかった。 そんな扱いを受けても彼等兵士が従ったのは、 相応の旨味、すなわち利益をあらかじめ与えられたからだろう。 ハートレオ自身の人徳も大きいのかもしれない。 その事を素直に認めざるを得なかった。 もはや精根尽き果てた勇者軍主力部隊は、 シャンゼリー王国に働きかけ、捕縛者の連行をしてもらい、 自らは休息のために、亜人族の里へ一晩逗留するのだった。 ミゼラブルに治療薬のサンプルを渡し、事前に採取したサンプルから シルヴィアが調合した完全型の抗体を投与された勇者軍主力部隊は、 そのサンプルを勇者軍研究部へ送り、 インフルエンザウィルスへの耐性を得た。 持ち合わせの治療薬はミゼラブルへと渡され、 量産化して亜人族の治療へと 当てられる事になるという。 しかし、そこまで事態が進んでも、 ジルベルトは陰鬱な気持ちだった。 これは事実上の人海戦術に対する敗北だからだ。 「ジルベルト君……」 ソニアが心配な目で見つめる。しかし追撃は不可能……と思われた。 だが、そこで折れるほど勇者軍主力部隊の地力はヤワではないのだ。 「勇者軍管理衛星を通じて情報部より連絡が来ました! ウィルスユーザーズの本部基地と思わしき 大規模施設を特定、成功!!」 ジルベルトが驚愕し、立ち上がる。 (なんで、分かったの?) 報告をよこしたシルヴィアに疑問を投げかけた。 「万が一の時を考えて、スプレッダー成体の死骸に、発信機を 取り付けておいて正解だったと思います。そのせいで 呪文詠唱が遅れたので手柄は無しですけど」 と、あっけらかんと言ってのけるシルヴィア。 「ナイスです、シルヴィアさん!」 「やーん、リゼル君が誉めてくれましたー」 いちゃつき始める二人をよそに、ジルベルトは装備を整えた。 「もう行くのか? もう少し休まなくて大丈夫か?」 ラティシアが心配そうに声をかけるが、ジルベルトは首を振る。 『僕は一人じゃないから、大丈夫。みんなが、いる』 その旨、メールで伝えると、ラティシアも頷いた。 「場所は?」 エイリアが巻かれた包帯をほどいて投げ捨てながら横柄に質問する。 「ちょっと待って下さいね」 リゼルが座標を確認する。 「旧犯罪者ネットワークを管理する人工島、 ジェイル・アイランドです!」 「ヨゴレを隠すにはヨゴレの中ってか」 コンラッドが皮肉たっぷりに言ってのける。 ジェイル・アイランドは移動する島であるが、 これは別にウィルスユーザーズのために作られた人工島ではない。 その事を、コンラッドはしっかりと知っていたのである。 「位置は? 常時移動中という事か?」 ジークの疑問には、リゼルは頷いて済ませた。 「だったら俺の……いや、ワイズマン家の出番じゃねぇか。 レッド・ワイズマンMk-Ⅱを呼ぼうぜ!」 コンラッドが張り切って自らの母艦を呼び出すため、通信を始めた。 「希望が繋がってきた、というところでしょうか?」 ユイナ姫がしっとりと微笑んだ。 「勿論だ。あの程度で諦めるようでは、 数千年前に勇者軍など滅んでいる」 と、テディが同意する。 「勇者軍は、存在し続けるが故に勇者軍なんだ。それを教えてやる」 ライナスの眼差しにも光が宿った。 「行きましょう、ジルベルト君!」 ソニアが肩をポン、と叩いてやると、ジルベルトが頷いた。 「決着を着けるために!」 「おうッ!!」 ソニアの檄に全員が応じた。 ウィルスユーザーズとの激闘が、また再び始まろうとしていた。 戦場は、ジェイル・アイランドである―― 第九章-第一幕-
https://w.atwiki.jp/nekomimi-mirror/pages/644.html
玄成_1話 狐の国のとある山奥。人里から遠く離れ、名前すらも忘れかけられた地に、一件の山小屋がある。 前の住人が居なくなってから相当の月日が経っているらしく、崩壊していないのが不思議に思えるようなオンボロ小屋である。 その誰からも忘れられた小屋を、狗の間諜が利用しているとの情報が入ったのは、半日前の事であった。 逢難狐隊の筆頭である玄成(げんじょう)が部下を引き連れて現場に行ってみれば、複数の生き物が山小屋の中に居る気配がある。 小屋には明かりは灯しておらず、周囲に人間が通った跡もほとんど見当たらないが、よくよく探してみれば隠しきれていない痕跡がいくつか見受けられた。 そして何より、小屋の中には息を潜めて蠢く気配が五つ。元来鋭敏な狐の六識を、さらに鍛え上げた七狐だからこそ捕らえる事が出来たようなもので、なかなかどうして見事な隠行である。 地元の住民が遭難などして一時的使用しているのであれば、ここまで徹底して自分の存在を秘する必要はない。 こんな山奥に狗の間諜が居るという情報を聞いた時には、正直眉唾ものだと思ったのだが、どうやらそれなりの信憑性はあったらしい。 情報によれば、入り込んだ狗の間諜の数も、丁度五である。間諜ともあろう者達が一堂に会している理由は分からぬが、好機である事には間違いない。 「火を掛けろ」 聞こえるか聞こえないかの小さな声で、部下に最低限の指示を飛ばす。 生け捕りの指示は受けていない。そもそも、生け捕りにせねばならぬのなら、逢難狐隊に話は回ってこない。 もし中に居るのが狗でなかったとしても、どちらにせよ後ろ暗い連中である事には違いないから、始末するのに迷いもなかった。 事前の打ち合わせに従い、ある者は延焼を防ぐための結界を張り、ある者は火勢を強めるために風を送り、ある者は小屋の中から出てきた者に射かけるための弓を構え、十五秒ほどで火計の準備は整った。 そうして、部下の一人が発火の符を発動させれば、たちまちの内に小さな山小屋は煉獄と化す。 果たして、中に居たのは本当に狗であった。五人ほどの人影が一斉に小屋から飛び出し、そのまま散って逃げようとしたが、部下達が残らず矢と符術で始末する。 万が一、敵の中に「規格外」が混じっていた場合の事を考え、精鋭十五名に加えて筆頭自ら出張ってきたのだが、どうやらそれも杞憂に終わったらしい。 その後、小屋と死体が完全に灰燼と化すまで火計を続行し、地下室等の避難場所が無い事を確認すると、一行は帰途についたのだった。 「無事に終わって良かったですね」 引き上げる道中、副長である華南(かなん)が安心ような声で話しかけてくる。 どうやら、今し方の作戦の事を言っているようだ。 華南は隊の作戦立案を一手に引き受けており、今回の包囲殲滅戦も、彼女の案によるものであった。それだけに、特に損害なく終了した事に、内心ほっとしているのだろう。 「常に圧倒的、且つ速やかに勝利する事」を信条とする彼女は、巧遅よりも拙速を、下調べの後の暗殺よりも今回のような蹂躙作戦を好んで用いる。 無論、それが元で逢難狐隊の事が外部に漏れるようなヘマは、一切しない。 頭の中が破城槌かもしくは焙烙玉で出来たような面々を集めた逢難狐隊にあって、唯一の頭脳労働者である彼女は、副長の地位以上の尊敬を集めていた。 ……のだが。 「あー、まあ。ミンナブジデヨカッタネ」 玄成としては、胸中複雑である。 華南は得難い人材であるが、いかんせん人員を多めに張り過ぎるきらいがある。 今回の作戦も、本来は精々が五、六名の人員で事足りるものであり、筆頭まであわせて精鋭十六名と言うのは、明らかに過剰戦力であった。 さらに言えば、華南は自分の立案した作戦――逢難狐隊にあって、彼女が立案していない作戦の方が希有であったが――の全てに立ち会いたがるし、なにかと『万が一を考えて』筆頭である玄成を配置したがる。 仕事を厭う訳ではないが、今晩のように一声発するだけというような作戦が続くと、肉体疲労よりも気疲れの方が先に来るため、出来ればもう少し人員配置を考えて欲しいというのが本音であった。 以前に何度かその旨を彼女に伝えたのだが、弁論では彼女に到底太刀打ち出来ず、いつも丸め込まれて終わっている。 どうせなら、何か事が起こった方がまだまし、と言うのが玄成の偽らざる本音であった。 (誰か、俺の降格願い出さないかなぁ……) いっそ筆頭になれば華南の働き癖も治るのでは、と彼女の昇進を上司に進言した事もある。マダラの自分よりも女である華南の方が上に立つには都合がよいし、玄成も一部下に降格されれば、少なくとも現場に出た際には戦闘に参加出来る。 一石三鳥の良案とばかりに上申書を書き上げて提出したのだが、その時はわずか半日であっさりと却下された。 曰く、『本人にその意志が無いため』であるが、それを言うなら玄成とて好きで筆頭職をしている訳ではない。男女差別だと抗議しようとしたのだが、上司の一睨みで黙らされた。 残された望みは、隊の誰かが『玄成に筆頭の資格無し』として降格を願い出るしか無いのだが、非公式の組織である七狐機関においても『上司の降格願い』というのは出しにくいものであるらしく、未だ玄成は筆頭で、華南は副長である。 今しばらくは、望まぬ中間管理職を務めるしかないその現実に、ため息をつくしかない。 ……と、そんな玄成の暗鬱な気分に反応した訳でも無かろうが急に辺りが暗くなった。 何事かと仰ぎ見れば、空に奇妙な穴――というのもおかしな話だが、それ以外に形容しようがない――が開いており、先程まで一行を照らしていた月をすっぽりと覆い隠していた。 一行の少し先、二十間程度の高さである。底があるのかも分からぬような真っ黒な穴でありながら、微かな燐光を放っており、その所為で確かに『空に開いた穴』である事が分かるといった有様だ。 不可解な事態に、一同はぽかんと空を見上げるしか出来ない。 「……もしかして、『落ち物』か?」 玄成は、自分でも気づかぬ内に呟いていた。 下天には異なる世界が存在し、希にそこからこの世界に落ちてくる物、すなわち『落ち物』があるというのは誰もが知っていたが、実際に落ちてくる瞬間に立ち会うのは初めてである。 そもそも、狐の国では落ち物はあまり多くない。巫女機関が国の各所に結界を張り、空間を安定させているからだと聞いていたが…… と、そこまで考えて、急に我に返る。 「総員、『落ち物』に備えろ。術士は全方位に結界を展開、他の者は補助。急げ!!」 部下達に喝を入れるように大声で指示を飛ばす。その甲斐あってか、各員が弾かれたように命令を実行しはじめた。 『落ち物』は決して安全なものばかりではない。他の国では、巨大な建造物や爆弾、毒物等が落ちてきて惨事になった事もあるらしい。 そんな事も忘れて呆けていた自分を罵りたくなったが、部下達の手前、見えないように唇を噛むに止める。 結界の展開が完了するのと、穴の中から何かが現れたのは、ほぼ同時であった。 「ヒトだ!」 誰かが、まるで感嘆したような声で報告する。 言われて見れば、確かにそれはヒトであった。奇妙な衣に身を包み、気絶しているのかピクリとも動かず、ただ落下するに身をまかせている。 「拙いな」 我知れず舌打ちした。 二十間といえば結構な高さで、狐であっても落ちれば怪我では済まない。脆弱なヒトであれば死ぬかも知れぬ。 別に助け立てする義理は無いが、ヒトの知識は色々と役に立つし、それ以外にも利用価値はある。なにより、こんな巫女の加護も届かぬような山中で死ねば、化生になる恐れもあった。 黄泉帰りを防ぐために死体を焼くよりは、助けた方が面倒も少なかろうと結論付け、玄成は符を放つ。 『木符・飛鳥』 単に術者の意思通りに飛ぶだけの符で、大した事も出来ない代わり、魔力の消費も少ない。 直接攻撃力は無く飛距離もあまり長くないため、使われる事の少ない符ではあるが、玄成は敵の目鼻を覆って隙を作るのに利用していた。 一枚や二枚では到底落ちてくるヒトを受け止めるには足りないため、ひとまず手持ちの十四枚を全て放つ。 どうやら足りなかったようで、落下の勢いは衰えたものの、まだ危険な速度である。仕方が無いので、指の腹を噛み切り、五枚ほどを即興で書き足した。 それでも落下の勢いを完全に殺す事は出来なかったが、速度は目に見えて落ちている。 あれなら子供であっても怪我をする事はあるまいと見て、玄成は注意を空中の穴へと戻した。 奇妙な穴は役目を終えたのか、急速に萎んだかと思うと、あっという間に見えなくなる。 後には、煌々と輝く二つの月が見えるのみ。なんとも不可思議な出来事であった。 さておき、次に考えるべきは落ちてきたヒトである。 狐の国にも少なくはあるがヒト召使は居るし、貴人が街中を連れて歩いている事もあるため、ヒトを見た事の無い者の方が珍しいくらいである。 とは言え、先ほどの怪現象が尾を引いているのか、部下達は遠巻きに見ているだけで、近付こうとしない。中には、未だ結界を展開している者もある。 こうしていても埒が明かないので、玄成はヒトの様子を調べるために一歩を踏み出した。 皆の視線が集まるのを背中に感じ、うんざりとした気分になりながらも、落ちてきたヒトに近付いてゆく。 倒れていたのは、ヒトのオスであった。符で受け止めたのはどうやら正解だったようで、怪我をした様子はない。念のため少し調べてみたが、脈は正常で、骨も折れていないようだ。 年の頃は、狐で言うなら元服を過ぎて少ししたあたり。 ヒト召使としては、およそ当りに入る部類ではある。労働力としてもそれなりであるし、性奴としては最上級だ。 もっとも、玄成に衆道の趣味は無いし、体を動かすのは苦ではないため、わざわざ召使を使うまでもない。 今は飯炊きの為に一人小間使いを雇っているのもあり、彼の下宿先は少々手狭である。連れて帰っても宝の持ち腐れにしかならない。 ヒト買いに売るにしても、その手の知り合いは居ないし、狐の商人と取引をするには煩雑な手順が必要となるため、出来れば避けたいのが本音である。 『猫に物を売って儲けを得る』というのは、狐の間ではやり手の商人を褒め称えるための言葉である。よって、猫にヒトを売るのも却下。 虎や猪は商人としては向かない種族であるので、ヒトを買うだけの経済基盤を持った商人が狐の国内に居る望みは薄い。 狗は論外である。『狗にくれて良いのは屁だけだ』と言うのは、狐には常識であった。 上司に贈れば心象が良くなるかもしれないが、玄成は出世に興味が無い。むしろ、今だって筆頭職は過分だと思っているくらいである。 良い案が浮かばず、どうしたものかと頭をひねっていると、こちらに近付いてくる華南と目が合った。 「華南」 「はい。なんでしょうか」 生真面目な彼女らしく、呼び終わるかどうかという時には、既に傍に控えて次の指示を待っている。 「これ、お前にやるわ」 「……はい?」 未だ倒れたままのヒトを指し示して言うと、今度は若干返答が遅れた。 まあ、高価なヒトを他人にポンとくれてやる人間と言うのは滅多に居ない。 玄成ももう少し仕事が暇であれば、多少の手間を掛けても売り払う事を考えたかもしれない。 だが、最近は狗の諜報活動が活発化しており、逢難狐隊も忙しくなってきているため、しばらく休暇も取れそうにない。 長く家に置けば情が移って手放せなくなる恐れもあるため、いっそ他人にくれてやった方が面倒も少ないだろうと踏んだのである。 彼女の実家は都に名だたる大店だと聞いた覚えがある。売るにしろ使うにしろ、自分よりも余程上手くやるだろうと言うのが、彼の目論見であった。 「しかし、このような高価な物を戴く訳には……」 華南はしきりに恐縮している。だが、例え高価であろうと無かろうと、役に立たない以上は玄成にとっては不要物でしかない。 腐らせるよりは、役立てる事の出来る人間の元に置いた方が良いだろう。 むしろ気になるのは、ようやく近くにやって来た部下達のひそひそ話であった。 (うわ。やっちまったよ、あの朴念仁……) (婿取り前の女の子に、オスのヒト奴隷なんぞ贈るかね、普通……) (華南様、お可哀相……) (副長って本当、男を見る目が無いよねー……) 何故かは知らぬが、今回の沙汰は部下達には不評なようである。一応声を潜めては居るものの、丸聞こえであった。 作戦時には敵に聞こえぬよう、今よりももっと小さな声で遣り取りをしている事を考えれば、むしろわざと聞こえるように言っているのだろう。 どうにも、他人にヒトを贈るというのは、非常識な行為であったらしい。 「あー、済まん。迷惑だったなら、他の処分方法を考えるが」 「いえ、そのような! 決して迷惑と言ったような事は……!!」 嫌な物を押しつける上司と思われるのも嫌なので、前言を撤回しようとすると、これまた華南が慌てたように言葉を返す。 上司に対して忠実なのは彼女の美点だが、こういう時は不便である。 こんな事なら、落ちてきた時に見捨てて死体を焼いた方が面倒がなかったか、と玄成は後悔し始めた。 「要らないなら素直にそう言ってくれ。誰か、他の者に贈る事にするから」 段々と面倒臭くなり、ぞんざいに言い放つ。 明日――と言っても日付はとうに変わっているため、実質今日だが――も朝から書類整理をせねばならない。 筆頭でなければ処理できない書類というのは意外と沢山あり、徹夜仕事だからと言って、翌日休んだりは出来ないのだ。 いつまでも下らない問答を続けたくはない。 それに、華南ですら嫌がるような贈り物であれば、上司に贈れば降格の対象になるかもしれない。 寝不足気味の頭に、暗い情熱が湧き上がりつつあるのを感じる。 「……では、ありがたく戴きます。丁度、下宿先の世話を任せられる者が欲しかったので」 下っ端に降格され、かつての部下達にお茶汲みをさせられる妄想を打ち破ったのは、華南の返答だった。 幸せな未来想像図が一瞬にして打ち破られたのは残念であったが、華南が要ると言うのであれば、玄成に断る理由もない。 降格は、またの機会に持ち越せばよい。 「じゃあ、好きに使ってくれ」 玄成はそれだけ言うと、『あちゃー』といった顔をした部下達を尻目に、再び帰途についたのだった。
https://w.atwiki.jp/sangokuhime-wiki/pages/46.html
(馬良季常~呂布奉先) 武将 兵種 Lv 用兵 武勇 政治 知略 兵数 スキル 列伝 201 馬良季常(ばりょうきじょう) 槍 ①②③④ 891011 3456 78910 11121314 4006008001,000 (89)神算 馬謖の兄。優秀な兄弟の中でも最も優れているといわれ、また眉が白かったため「白眉もっともよし」と言われた。呉の孫権に対する使者に立ったり、異民族を恭順させるなど多彩な能力を発揮し、劉備を助けた。 202 費緯文偉(ひいぶんい) 弩 ①②③④ 5678 4567 11121314 11121314 4006008001,000 (83)推挙 諸葛孔明の良き相談相手。軍事・国政と多忙であったが、文章をしばらく見るだけで暗記できるという、人並み外れた能力を持っていた。また、いがみ合う魏延と楊儀の仲を取り持ち、そのおかげで孔明は二人を使いこなすことができた。 203 費詩公挙(ひしこうきょ) 槍 ①②③④ 4567 3456 891011 5678 4006008001,000 (83)推挙 劉璋の部下。後に劉備に仕える。 205 費桟(ヒセン) 弩 ①②③④ 6789 6789 1234 5678 5007009001,100 (92)混乱 山越族の頭目。 206 麋竺子仲(びじくしちゅう) 槍 ①②③④ 2345 1234 10111213 891011 300500700900 (90)援兵 先祖代々の資産家であったが流浪していた劉備の後見人となり、蜀平定まで劉備を支え続ける。その貢献のほどは、劉備が蜀を平定すると、諸葛孔明よりも上の位に任命されるほどであった 207 糜芳子方(びぼうしほう) 弩 ①②③④ 5678 6789 1234 5678 200400600800 (90)援兵 関羽の配下として荊州の防衛を任された。しかし、関羽が樊城を攻略する際に、支援に全力を尽くさなかったために激しく咎められ、これを境に不和が激しくなった。呉の呂蒙が南部攻略を開始した時、ついには裏切り、城の門を開いてしまった。 208 傅嬰(ふえい) 槍 ①②③④ 4567 4567 5678 5678 200400600800 (92)混乱 呉の武将。 209 伏完(ふくかん) 弩 ①②③④ 1234 1123 78910 6789 5007009001,100 (92)混乱 献帝の皇后であった伏寿(伏皇后)の父。 210 傅士仁(ふしじん) 槍 ①②③④ 4567 5678 2345 4567 300500700900 (93)足止 関羽の配下として荊州の防衛を任された。しかし、関羽が樊城を攻略する際に、支援に全力を尽くさなかったために激しく咎められ、これを境に不和が激しくなった。呉の呂蒙が南部攻略を開始した時、ついには裏切り、城の門を開いてしまった。 211 文鴦文淑(ぶんおう) 槍 ①②③④ 891011 11121314 5678 6789 8001,0001,2001,400 (92)混乱 文欽の子。元々父子共に魏の武将であったが、司馬師への反乱に失敗して呉に亡命する。勇将・鄧艾と一騎討ちをし同等に渡り合う姿や、敵勢の中で孤軍奮闘する姿はかつての蜀の英雄・趙雲に重なるものがあったという。 212 文欽仲若(ぶんきんちゅうじゃく) 槍 ①②③④ 891011 5678 4567 6789 6008001,0001,200 (87)戦術 文鴦の父。勇敢だが野心を秘めた将。曹操の代から魏に仕えていた。司馬氏が台頭すると毌丘倹と組んで謀反を起こしたが、これに失敗して呉へと亡命した。後に諸葛誕が司馬昭に謀反を起こすと援軍に駆けつけ、司馬氏を討つために戦った。 213 文醜(ぶんしゅう) 槍 ①②③④ 891011 10111213 2345 1234 1,3001,5001,7001,900 (49)王腕豪斧 顔良と並ぶ、袁紹自慢の将で、趙雲と互角の戦いを演じた猛将。身の丈は8尺もあり、名前の通り、牛の化け物のような面構えであったという。曹操軍との戦いにおいて、張遼・徐晃を追い払うも、曹操の罠にはまり、混乱しているところを関羽に斬られた。 214 忙牙長(ボウガチョウ) 強 ①②③④ 6789 78910 1123 3456 4006008001,000 (81)豪傑 南蛮王孟獲の副将。武勇に優れていた。諸葛孔明の南蛮討伐時に、王平と一騎討ちを演じ、王平を退却に追い込んだ。しかしそれは孔明の罠で、猪突猛進な忙牙長は、王平を深追いするうちに敵陣地に誘い込まれてしまい、そこで馬岱に一刀のもとに倒された。 215 逢紀元図(ほうきげんと) 強 ①②③④ 6789 1123 6789 78910 7009001,1001,300 (95)佞臣 袁紹が董卓の暴政に反揆して以来の謀臣。古参の配下ということもあり、袁紹から重用された。韓馥から冀州を奪い取る策を成功させ、河北を統一する基盤を作るが、讒言が多く他の参謀との仲違いが絶えなかった。 216 法正孝直(ほうせいこうちょく) 弩 ①②③④ 891011 6789 10111213 12131415 4006008001,000 (24)看破見陣 元劉璋配下。蜀を劉備に献上する策を画策した一人。劉備が蜀の君主になると、その軍師となり、漢中侵攻を提案。定軍山で夏侯淵を討ち取り、漢中を平定したが、その直後に病没した。諸葛孔明は夷陵の戦いの後に「法正が生きていれば……」と嘆息したという。 217 鳳統士元(ほうとうしげん) 弩 ①②③④ 78910 1112 11121314 13141516 200400600800 (23)鉄鎖縛陣 若いころはその風貌から、誰も関心を寄せてはいなかったが、司馬徴は数刻話しただけで、その才能を見出した。孫権の元では周瑜の部下として働き、赤壁の戦いの際には、魏に埋伏し曹操軍の船をつなぐ連環の計を献策し、連合軍を勝利に導く。 218 鳳徳令明(ほうとくれいめい) 騎 ①②③④ 891011 11121314 3456 4567 1,0001,2001,4001,600 (59)馬豪烈波 魏軍の勇将。かつて馬超の腹心であったため、蜀との戦いに赴く際、同胞から裏切りの疑念を向けられたが、自らの棺を用意することで、不退転の意思と国への忠義を示した。戦場では関羽と百合余りの間互角に打ち合うなど、その武勇をいかんなく発揮した。 219 歩隲子山(ほしつしざん) 弩 ①②③④ 4567 1234 891011 6789 4006008001,000 (93)足止 孫権の幕僚。赤壁開戦の際、劉備との連合を勧める諸葛孔明に論破されるが、いざ本戦が始まると的確な指揮を執って曹操軍を散々に打ち破った。陸遜の後を継いで丞相となる。書物を片時も手放すことのない勉強家であった。 220 満寵伯寧(まんちょうはくねい) 槍 ①②③④ 9101112 1234 78910 891011 5007009001,100 (87)戦術 劉曄に推薦されて曹操に仕える。その性格、清廉潔白で、樊城での戦いでは、撤退をしようという曹仁に対し、その場所の重要性を説いて、死守した。合肥の戦いにおいては計略をもちいて呉軍を退けるなど、まさに防御戦のスペシャリスト。 221 迷当大王(メイトウダイオウ) 騎 ①②③④ 6789 78910 1123 2345 8001,0001,2001,400 (92)混乱 羌族の王。 222 毛介孝先(もうかいこうせん) 槍 ①②③④ 3456 1123 6789 4567 300500700900 (93)足止 曹操の部下。 223 孟獲(モウカク) 象 ①②③④ 9101112 10111213 4567 1234 1,0001,2001,4001,600 (62)南蛮強陣 諸葛孔明と7回にも亘って戦った南蛮の王。孟獲については様々な伝承があり、そこでは首を斬られても、身体が首を拾い上げて再びくっつけたり、体が鉄の様に堅くなり、矢をあびてもまったく刺さらなくなったりと、まるで不死身の如く言われている。 224 万安隠者(バンアンインジャ) 象 ①②③④ 1234 1234 1234 1234 100200300400 (71)超絶神医 孟獲の兄・孟節が隠遁生活を送っていたために身分を隠そうとして自ら名乗っていた呼称。長年に亘り毒泉の毒に侵された人々を救い。また南蛮征伐に来て毒泉に苦しむ蜀軍を助ける。 225 孟達子度(もうたつしど) 槍 ①②③④ 5678 6789 5678 78910 5007009001,100 (95)佞臣 蜀の劉備配下であったが荊州で呂蒙に襲撃された関羽を見殺しにしてしまい、その咎めを恐れて魏に寝返った武将。幾度となく裏切りという不義を繰り返したが、最終的には魏に対する謀反を画策したことを司馬懿に看破され、斬首されてしまう。 226 孟優(モウユウ) 象 ①②③④ 6789 6789 2345 5678 7009001,1001,300 (92)混乱 南蛮王孟獲の弟。蜀の討伐軍に対して投降を装い、内部から陣を襲撃し、孔明を生け捕りにする計画を企てた。しかし、全てを見抜いていた孔明に薬入りの酒を飲まされ、眠らされている所を逆に生け捕りにされてしまった。 227 木鹿大王(ボクロクダイオウ) 象 ①②③④ 78910 78910 1112 2345 6008001,0001,200 (92)混乱 南蛮の八納洞の主。諸葛孔明の南蛮討伐によって、大打撃を受け.た孟獲に要請されて出撃。木鹿大王は象に乗り、法術を使い、虎、豹、毒蛇などの猛獣を巧みに操り、蜀軍を窮地に追い込んだが、最後は孔明の戦術に破れさった。 228 楊儀威公(ようぎいこう) 槍 ①②③④ 78910 3456 891011 6789 5007009001,100 (87)戦術 部隊編成の計画や軍糧の計算に優れた武将。軍事上の必需品調達にその能力を発揮し活躍した。能力は優秀だったが、性格が偏狭だったため、尚書令の上官と仲違いをして、左遷させられている。特に魏延とは水と油で、いつも言い争いをしていた。 229 雷銅(らいどう) 弩 ①②③④ 6789 78910 3456 5678 6008001,0001,200 (81)豪傑 劉璋の幕僚であったが、呉蘭らと共に劉備に下った将。蜀軍の漢中攻略では呉蘭と先遣隊として下弁に派遣され、わずかな手勢ながら曹操軍を見事に陽動した。張飛とともに巴西を死守し、魏の猛将・張郃を撃退する活躍を見せる。 230 駱統公緒(らくとうこうしょ) 槍 ①②③④ 6789 3456 6789 6789 5007009001,100 (87)戦術 孫権に仕えた孫呉の忠臣。政治手腕に優れており、孫権から信頼されていたので従兄弟の娘を娶ることを許された。軍事にも才があり、劉備の呉侵攻時には陸遜にしたがってこれを破る功績を挙げ、濡須口の戦いでは魏の猛将・曹仁を打ち破る活躍を見せた。 231 李異(りい) 弩 ①②③④ 78910 6789 2345 5678 6008001,0001,200 (81)豪傑 孫桓配下の武将。劉備が関羽の弔い合戦に攻め込んでくると、同僚の謝旌とともに宣都付近で蜀軍を迎え撃った。勇猛な将で、謝旌が張苞に破られたのを見ると、すかさず斬りこみ、張苞と一騎討ちを繰り広げるなど活躍を見せた。 232 李恢徳昂(りかいとくこう) 槍 ①②③④ 891011 3456 78910 78910 6008001,0001,200 (83)推挙 蜀の文官。劉璋の配下だったが、劉備に気に入られて雒城に随行した。その際、曹操に敗れ漢中に落ち延びていた馬超を味方へ引き入れるための使者に抜擢される。李恢の説得は見事に成功し、馬超を劉備軍に帰順させ、再び立ち上がらせた。 233 李確(りかく) 弩 ①②③④ 4567 6789 4567 2345 1,3001,5001,7001,900 (95)佞臣 董卓の配下で、郭汜とは幼馴染。二人して粗暴な性格であった。董卓死後は、ともに呂布を攻めて、長安から追放した。だがその後、政権を握りながらも欲のままに行動。最後は仲たがいし、歴史の影に消えていった。 234 陸績公紀(りくせきこうき) 槍 ①②③④ 3456 1234 78910 6789 7009001,1001,300 (91)援軍 6歳のころ袁術に目通りし、出された蜜柑をこっそり懐に隠して母への土産にしようとした孝行者。お辞儀をして蜜柑を落としてしまうが、理由を聞いた袁術はたいそう感心したという。虞翻や龐統と親しい交友があった優秀な知識人でもあった。 235 陸遜伯言(りくそんはくげん) 弩 1234 111214 7810 111214 121315 8001,5002,400 (36)孫呉の死神 江東の地の豪族出身。武勇と才知を兼ね備えた。荊州で呂蒙とともに関羽を破ったのを皮切りに、夷陵では蜀軍を火攻めで打ち破り、魏の軍勢による呉への侵攻もことごとく防いだ。これらの華々しい功績により、大都督・丞相と歴任した。 236 李厳正方(りげんせいほう) 槍 ①②③④ 9101112 78910 78910 6789 8001,0001,2001,400 (91)援軍 劉備が蜀に入った際に仕え、その臨終の際には諸葛孔明とともに劉禅の補佐を託された武将。諸葛孔明にも信任され、李厳が留守を預かっていたために、孔明は安心して幾度にもわたる北伐や南征などの遠征を行うことが可能であった。 237 李儒(りじゅ) 弩 ①②③④ 5678 1123 9101112 11121314 6008001,0001,200 (53)弑逆の毒薬 董卓の参謀。暗殺などの手段を好む残虐非道の策士である。少帝廃立に反対した丁原・袁紹に対し、力で解決しようとした董卓を止め、奸計をもって解決するなど、冷静な判断力も持ち合わせた。 238 李典曼成(りてんまんせい) 攻 ①②③④ 78910 78910 6789 891011 7009001,1001,300 (14)奇跡の李典 曹操立ち上げの時期からの名将。学問を好み、戦いにおいては、常に冷静沈着に行動し、部下から尊敬を受けていた。数々の戦いで副将として参戦し、深追いする武将を諌める役目として登場する。しかし慎重すぎたのか、大きな活躍記録は残されていない。 239 呂布(りょふ) 騎 ①②③④ 12131415 12131415 1111 1111 1,0001,2001,4001,600 (82)戦神 最強の武人、自らを龍にたとえる純粋な戦士。丁原、董卓と仕えていた将を葬り、軍師に陳宮を迎えて曹操と争う。曹操との対決では篭城を選び、壮絶な戦いを見せるが、数人がかりで捕らえられ処刑された。 240 呂布奉先(りょふほうせん) 騎 ①②③④ 15151616 15151616 1112 5678 1,8002,0002,2002,500 (54)天下絶双 最強の武人、自らを龍にたとえる純粋な戦士。丁原、董卓と仕えていた将を葬り、軍師に陳宮を迎えて曹操と争う。曹操との対決では篭城を選び、壮絶な戦いを見せるが、数人がかりで捕らえられ処刑された。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/osakasan/pages/14.html